社会福祉法人ゆうけい会では特養、養護老人ホーム、グループホームを運営していますが、これらの施設での事業だけではなく、地域のニーズ(必要だが採算はとれない)を汲みあげていくのも使命だと考えています。そこで当法人が参加している大阪府社会福祉協議会老人施設部会の社会貢献事業をご紹介します。
長引く厳しい経済、雇用情勢による失業、生活基盤崩壊。生命のかかわる深刻な生活困窮状態(失業、障害、DV、虐待、多重債務等)が増えています。これらには時として既存の制度では対応できないことがあります。
たとえば
- ・仕方なく断食してこのまましんでもええわとおもっていた。
- ・もう我慢ができない状態で死ぬということを考えていました。
- ・元日から5日間で何も食べずに横になっていました。
- ・入院一週間、健康保険無しだったので働いた分全部なくなった
これらに対して総合生活相談、金銭的援助等の活動をしています。
その結果つぎのような声が寄せられています。
- ・つらかったことから考えたら、“良かった”の一言です。
- ・他にも私のように苦しんでおられる方に利用していただきたい。
- ・お世話になってなかったら死んでいたかもしれない。
- ・“食材援助”と電話をもらったときはうれしかった。
- ・一番困ったときにきてもらえたのがすごくうれしかった。
今後もこういう事業が必要だと考えています。